🌿 ヘナ(Henna)の名前の由来
✅ 語源はアラビア語「ḥinnā’(ヒンナー)」
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「henna(ヘナ)」という言葉は、**アラビア語の「ḥinnā’(حنّاء)」**からきています。
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これは、植物 Lawsonia inermis の葉を乾燥させて粉末状にしたもの(染料)を指します。
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発音の「ḥ」には喉の奥で発音する摩擦音が含まれますが、英語や日本語では「h」で簡略化され、「ヘナ」「ヘンナ」となっています。
🌍 ヘナの呼び方(世界の例)
地域 | 呼び名 |
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アラビア圏 | ḥinnā’(ヒンナー) |
インド・パキスタン | मेहंदी(メヘンディ/Mehndi) |
ペルシャ(イラン) | ḥanā(ハナー) |
英語圏 | Henna(ヘナ) |
日本 | ヘナ(カタカナ表記) |
🌱 ヘナ植物の学名
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学名:Lawsonia inermis
→ スコットランドの医師・植物学者 John Lawson にちなんで命名されました。
✨ プラス豆知識
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**メヘンディ(Mehndi)**は、インドなどで結婚式の前に行うボディアートで使われるヘナペースト。これも植物「ヘナ」が由来です。
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つまり、「ヘナ」=植物、「メヘンディ」=文化的な使い方という違いがあります。