ヘナの起源と歴史Ⅰ

ヘナの起源と歴史Ⅰ

東京都練馬区関町東にある 美容室 サロンドMON


当店は ECOCERT(エコサート)認証を取得したIPMヘナや国産ヘナ、蓼藍(タデアイ)を使用して

髪質を向上しながら 再現性のあるスタイルを提供させて頂いている 45年目の美容室です。

 

ヘナとは? まずは 美容室 サロンドMON が特化している ヘナについて 期限と歴史をまとめてみたいと思います。

 

ヘナ(Henna)はインドや中東で古くから使われてきた植物由来の天然染料で、ミソハギ科の植物「ローソニア・イネルミス」の葉を乾燥させて粉末状にしたものです。主に髪や皮膚(タトゥーやボディアート)に使われてきました。

 

🌿 ヘナの起源と歴史
■ 古代エジプト(紀元前3000年頃〜)
  • 最古の使用例は古代エジプト文明で見られます。
  • クレオパトラもヘナを使って髪や爪を染めていたとされています。
  • ミイラの髪や爪がヘナで染められていたことが考古学的にも確認されています。
  • 美容だけでなく、防腐や殺菌作用を期待して使われていたとも言われています。
■ インド・中東(紀元前1500年頃〜)
  • インドではアーユルヴェーダ医学の中でも重要な植物として使われてきました。
  • 宗教的儀式や結婚式などで手足に描く**メヘンディ(ヘナタトゥー)**が伝統として継承。
  • ヘナは「魔除け」や「幸運を呼ぶ」とも信じられています。
■ イスラム文化圏
  • イスラム圏では特に重要視され、預言者ムハンマドもヘナを使っていたという伝承もあり、宗教的にも価値があります。
  • 金曜日の礼拝前にヘナで身を清める風習もありました。
■ アフリカ・東南アジア
  • 北アフリカ(モロッコ、エジプト)や東南アジア(インドネシア、マレーシア)などでも広まり、地域ごとのスタイルで使われるように。
■ 近代・現代(20世紀〜現在)
  • 20世紀には西洋にも広まり、1970年代のヒッピーカルチャーやナチュラル志向のブームで注目される。
  • 現在では、化学染料のアレルギー対策や髪質改善の自然派美容法として再評価されています。

 

 

というように、ヘナが現代において再び注目され、使われるようになった理由はいくつかあります。昔から使われていた伝統的なものが、今の時代に合った「ナチュラル志向」とぴったり合った感じです。

「髪と体にやさしく、見た目も美しくしたい」というニーズと、「ヘナの持つ自然な力」がピッタリ合ったから!でしょうね。

 

それではまた次回に🖐