ヘナと髪の健康に関することなら
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ヘナと紫外線の関係
1. 紫外線からの保護効果
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ヘナは髪の表面に薄い皮膜(タンニンやローソン色素)を形成し、これが紫外線をある程度ブロックします。
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特に、ローソン(Lawson)という赤橙色の色素は紫外線を吸収する性質があり、髪の内部構造を保護する効果が期待されます。
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化学染料と異なり、髪をアルカリ膨潤させずにコーティングするため、紫外線ダメージを受けにくい健康な状態を維持しやすくなります。
2. 紫外線によるヘナ色の変化
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ヘナで染めた髪は、強い紫外線に長時間当たると色素が分解され、赤みがやや抜けて明るくなる傾向があります。
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特に夏場や屋外活動が多い場合、オレンジ~赤茶の発色が淡くなることがあります。
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インディゴやタデアイと併用した場合も、インディゴの青みが紫外線に弱いため、退色が進むと赤みが目立ちやすくなることがあります。
3. 紫外線ダメージの抑制効果
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ヘナはポリフェノールや抗酸化成分を含むため、紫外線によるフリーラジカル(活性酸素)発生をある程度抑制。
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結果として、キューティクルの酸化・乾燥を防ぎ、枝毛・切れ毛の予防にもつながります。
4. 紫外線が強い季節のヘナケアのポイント
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夏は月1回程度の定期的なヘナで髪のバリア機能を維持するのが理想。
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屋外活動が多い場合は、
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帽子や日傘
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UVカットスプレー(ノンシリコン・自然派が好ましい)
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ヘナ+インディゴよりヘナ単品またはタデアイ併用のほうが退色がゆるやか
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紫外線で退色しても、重ね染めでツヤと色味を回復しやすいのがヘナの利点。
まとめ
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ヘナは紫外線防御の効果がある自然のコーティング材。
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ただし、紫外線で退色は起こりうるため、屋外が多い方は定期ケアが推奨。
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化学染料のように紫外線で傷みやすいアルカリ処理がないため、夏にも安心。