ヘナに関する施術や指導を行うには、必須の国家資格はありませんが、プロとして安全かつ効果的に扱うために、民間団体や教育機関が認定する「資格」や「インストラクター制度」が存在します。以下に代表的なものをご紹介します。
🌿 ヘナを扱う代表的な資格・認定制度
① IPM認定インストラクター
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発行団体:株式会社IPM(インドハーブを扱う日本企業)
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内容:オーガニック100%のIPM製品(ヘナ・インディゴ・アムラなど)を使ったトリートメント・カウンセリング・販売の知識と技術。
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対象:美容師・セラピスト・ナチュラルケアに興味のある一般の方も可。
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レベル:ステップアップ式(ベーシック → プロフェッショナル → インストラクター)
② ナチュラルヘナ・アドバイザー/マイスター
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発行団体:自然派ヘナブランド(例:ナイアード、ハナヘナ、ラクシュミーなど)
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内容:安全な天然染料としてのヘナの知識・使い方・体質に合った提案力。
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特長:ブランドによっては「家庭用指導者」「講座開講資格」が得られる場合もあります。
③ ヘナケアリスト(HENNA CARE LIST)
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発行団体:各種民間講座や通信教育(例:日本ヘナ普及協会など)
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内容:ヘナの植物学的知識・染毛のメカニズム・トラブル対応など。
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対象:美容師・エステティシャン・一般ユーザー
④ 美容師免許(国家資格)との関連
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重要ポイント:日本国内では、美容室で他人の髪を染めるには「美容師免許」が必要です。
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つまり、「ヘナ専門サロン」などで施術を提供する場合は、美容師免許が前提です。
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ただし、「販売」「セルフケア指導」「ワークショップ開催」は無免許でも可能です。
✍ 資格取得の方法
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サロンの主宰講座:例)Salon de MON ではIPM認定インストラクター講座を開講。
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オンライン講座:Zoom対応のレッスンや動画学習も増加中。
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現地講習会:ハーブ栽培地(インドなど)での研修も一部存在。
🌟 まとめ
目的 | 取得すべき資格 |
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ヘナを販売・アドバイスしたい | IPM認定アドバイザー、ナチュラルヘナマイスターなど |
施術も行いたい | +美容師免許が必要 |
教室やワークショップを開きたい | インストラクター資格が有利 |