🌿 ヘナの豆知識10選
① ヘナって何の植物?
ヘナ(学名:Lawsonia inermis)は、インドや中東・北アフリカ原産のミソハギ科の植物。葉を乾燥・粉末にしたものが染料として使われます。
② 染まる成分は「ローソン」
ヘナの葉に含まれる**ローソン(Lawsone)**という赤橙色の色素が、髪のタンパク質(ケラチン)と結合して染まります。
③ トリートメント効果あり
ヘナは髪のキューティクルに吸着してコーティングするので、ハリ・コシ・ツヤがアップし、くせ毛の広がりも抑える効果があります。
④ 白髪だけ染まる?
ヘナは基本的に黒髪には色が見えにくく、白髪にオレンジ色に発色します。インディゴやアムラと混ぜることで色味を調整可能です。
⑤ 染める時間が長め
化学染料と違い、ヘナは自然の染料なので放置時間が1~3時間程度必要。その分、髪や頭皮への刺激はほとんどありません。
⑥ 一度で濃く染まらないことも
ヘナは重ね染めで徐々に色が深まっていくため、数回染めて理想の色になることが多いです。
⑦ 体に使える万能植物
インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」では、ヘナは冷却作用・殺菌作用を持つとされ、かゆみや湿疹の治療、爪や手のひび割れにも使われてきました。
⑧ 妊婦さんや敏感肌の方も安心
化学物質を含まない天然100%のヘナであれば、妊婦さんやアレルギーのある方でも安心して使用できます(ただしパッチテストは必要)。
⑨ 髪色がオレンジだけじゃない?
インディゴ(藍)やハーブをブレンドすることで、ブラウン・ダークブラウン・ブラック系の色味も可能になります。
⑩ 酸化で色が深まる
染めた直後は明るいオレンジでも、1〜2日で酸化して色が落ち着くのがヘナの特徴。翌日の色を楽しみにする人も多いです。