ヘナの管理について

ヘナの管理について

当サロンドモンが心掛けているヘナの管理についてご説明します。

1. 原料(パウダー)の管理

① 仕入れ時点での確認

  • 植物名:Lawsonia inermis(ローソニア・アルバ)

  • 収穫年・粉砕時期の把握

  • 成分混合の有無(インディゴ・着色料など)


② 保管環境(最重要)

ヘナは酸化劣化が進みやすい素材です。

  • 遮光:直射日光・蛍光灯を避ける

  • 温度:15〜20℃前後が理想

  • 湿度:低湿度(乾燥)を維持

  • 密閉:開封後は

    • 脱酸素剤

    • 乾燥剤

    • 二重密閉

サロン内では冷蔵庫保管(結露防止が前提)。


③ 使用期限の目安

  • 未開封:収穫から約1年以内が理想

  • 開封後:3〜6か月以内

  • 色素反応が弱い場合は即廃棄判断

「もったいない」は品質低下の原因。


2. 調合(ペースト)管理

① 水分・温度管理

  • 使用水:浄水または不純物の少ない水

  • 温度:ぬるま湯〜やや高め

  • 金属容器は避け、
    ガラス・陶器・樹脂容器を使用


② 熟成・使用タイミング

  • 調合後は

    • 過度な長時間放置をしない

    • 表面乾燥・酸化に注意

  • 冬:保温

  • 夏:過発酵・劣化に注意

※作り置きは品質リスクが高い


3. 施術中の管理

  • ペーストの乾燥防止

  • 室温・湿度管理

  • 塗布ムラ防止

  • 保温の徹底

特に冬季は
発色不良=管理不良と捉えるべき


4. 施術後・器具の管理

  • 器具は即洗浄

  • ヘナ残渣の酸化臭・色残り防止

  • 布製品は専用化し、他用途と分離


5. 記録管理(再現性の核)

プロサロンでは必須です。

  • 使用ロット

  • 配合比率

  • 放置時間

  • 室温・季節

  • 顧客反応(色・刺激・持続)

感覚施術からの脱却が品質安定につながる。


6. トラブル防止の管理意識

  • 劣化ヘナは

    • 発色低下

    • かゆみ・刺激
      の原因になりやすい

  • 「天然だから大丈夫」は
    管理放棄と同義