「保湿効果としてのヘナ」について、誤解されやすい点を整理しつつ、実際に潤いを高める使い方に焦点を当てて解説します。

1. ヘナ自体に“強い保湿成分”はない
まず前提として重要な点です。
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ヘナ(ローソニア・アルバ)は
水分を与える=保湿というより、
毛髪構造を補強・整える植物です。 -
単体使用では
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収れん作用
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キューティクル引き締め
が起こりやすく、人によっては乾燥感が出ることもあります。
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つまり、
「ヘナ=保湿」ではなく、「使い方次第で保湿的に働く」
という理解が正確です。
2. 保湿的に感じられる理由(実際に起きていること)
ヘナ後に「潤った」と感じる理由は以下です。
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キューティクルが整い
→ 水分保持力が上がる -
毛髪表面がコーティングされ
→ 水分蒸発が抑えられる -
ハリ・コシが出ることで
→ パサつきが軽減したように感じる
これは構造的改善による擬似的な保湿効果です。

3. 本当に“保湿効果”を出すヘナ配合
保湿目的の場合、単体ヘナは不向きです。以下が現実的です。
① 植物ブレンド例
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ヘナ+アムラ
→ 乾燥抑制・ツヤ向上 -
ヘナ+アロエ
→ 頭皮の水分保持 -
ヘナ+シカカイ
→ 洗浄刺激を抑え、潤い残し
② オイル併用(重要)
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調合時に
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ホホバ
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アルガン
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セサミ
を数滴〜小さじ1/2程度
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※入れすぎると染着低下に注意。
4. 頭皮保湿としてのヘナの考え方
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脂性頭皮:
→ ヘナの収れん作用が皮脂バランス改善に寄与 -
乾燥頭皮:
→ 単体ヘナは避ける
→ 事前保湿 or ブレンド必須
「かゆみが出る」「粉を吹く」場合は、
保湿不足ではなく収れん過多の可能性が高いです。
5. 保湿目的ヘナの実践ポイント
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冬・乾燥期は
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放置時間を短め
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洗浄を控えめ
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施術後24〜48時間は
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強いシャンプーNG
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アウトバストリートメント併用
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定期的なオイルケアとセットで考える
